リーフボール藻礁
リーフボールとは
本製品は、藻場造成や漁礁づくりを強力に後押しするとともに、海の砂漠化「磯焼け」対策による水産資源の再生とブルーカーボン推進を目的として開発された画期的な製品です。
※国際特許取得 特許第7240039号

- 海の砂漠化「磯焼け」解消や水産資源再生をなす救世主
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- 穴の開いたコンクリートブロック。
波に流されにくい構造で、浅瀬の砂地に安定した設置が可能。 - 砂浜の海水浸食防止やサンゴ礁再生に役立ち、磯焼けの解消や水産資源の再生事業に利用。
- サンゴ礁や牡蠣礁なども再生。
- 特大型リーフボールは、砂浜の海水浸食防止にも有効。
- 穴の開いたコンクリートブロック。
リーフボールの特徴
- 海底の砂地に安定して設置
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藻場が形成される浅瀬海底面のうち岩の部分は2割程度しかなく残りは砂や泥。
その砂地に設置できるため広大な藻場造成が可能。
- 高硬度な基台
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波浪に強い基台で大型藻類が成長できる。長期間の使用が可能。
- 藻類着生表面粗度が高い
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藻類の胞子が着石しやすい構造。
- 水酸化カルシウムイオン溶出抑制
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藻類の成長に害を与えない。
コンクリート表面から水酸化カルシウムイオンが溶け出すと藻がつかないため溶出を抑制
(ph8以下)。
- 藻類育成必須微量元素の長期間供給
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基台がある限り鉄分やリン酸などの栄養塩を供給し、藻類の成長を促進。
- 植食動物による食害対策
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イスズミ、バリ、ウニによる新芽の食害を防止する新工法「藻場造成移設工法」も採用可能。
磯焼けと海の砂漠化を克服するフルボ酸鉄を配合
「山の森」を守ることが海藻類の生育を助け、豊かな「海の森」を作っています。
海の生態系を守るカギは森が育む「フルボ酸鉄」にあります。
森林でできたフルボ酸と鉄が結合して生成されたフルボ酸鉄は、光合成により海藻の再生を可能にして磯焼けを防ぎ、フルボ酸(腐食酸)は砂漠化の要因物質である石灰藻の胞子を殺して、海の砂漠化を克服します。
森林土壌では、土壌生物が落ち葉や枝などを二酸化炭素と水に分解しますが、その際に分解されず残った有機物質からフルボ酸という腐植物質ができます。
このフルボ酸は金属と結合しやすいため、土中の鉄成分と強く結びついて「フルボ酸鉄」となるのです。
しかしながら、近年、河川の整備などにより、天然のフルボ酸鉄の海域への流入が減少しています。
リーフボールは、近年海域で減少しているフルボ酸鉄を、長年に渡り安定的に供給する唯一無二の製品です。
リーフボールの種類とサイズ
区分 | 1.リーフボール藻礁 | 2.イセエビ藻礁 | 3.RB礁 (施肥ボール) |
4.栄養塩ブロック |
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種類 |
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主な用途 | 藻場造成や漁礁づくりに有効。1.の2tクラスは、組立鋼材との組み合わせ等により大規模な漁礁づくりにも活用可能。 | 散布型肥料として藻類や貝類の生育に活用。 | ||
直径 |
M)約 76cm L)約152cm |
約76cm | 約23cm |
S)3.0cm✕3.0cm M)7.0cm×7.0cm |
高さ |
M)約53cm L)約120cm |
約53cm | 約16cm |
S)2.5cm M)5.0cm |
重量 |
M)180kg L)1.8t |
約210kg |
約8kg (施肥材込み) |
S)40~45g M)400~450g |